防塵タブレット

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粉塵が舞う建設現場や粉末を扱う製造工場などで一般のタブレットを使用すると、中に粉塵が入り込んで故障の原因となる可能性があります。導入するなら、防塵性能を備えた堅牢タブレットがおすすめ。ここでは、粉塵の混入によってタブレットが故障してしまう原因や対処法、おすすめのタブレットなどについて解説します。

目次

粉塵が混入しても壊れにくい防塵タブレットは?

ZX80W

ZX80W キャプチャ
引用元:日本ノヴァシステム公式HP
https://jnovas.com/product-list/zx80w/

IP67の防塵・防水性能で
粉塵や水の影響を受けにくい

粉体を扱う工場や倉庫では、粉塵対策としてタブレットを別室に置いたり、防塵ケースに入れたりするなどの対策が必要になることがあります。しかしZX80Wは、IP67の防塵・防水性能を備えた堅牢タブレットです。

IP67のうち、1桁目の「6」は防塵性能の最高等級で、粉塵が内部に侵入しないレベルを示します。粉体が舞う工場や、砂埃の多い建設現場など、一般的なタブレットでは故障が懸念される環境でも使用しやすい仕様です。

さらに、雨モード・手指モード・ペンモードの3種類のタッチモードを切り替えられます。水滴や手袋を検知して誤操作を抑えられるため、作業用手袋を着用する現場や屋外作業でも操作しやすいのが特徴です。

動作温度範囲が広く、
耐落下・耐振動性能も備える

ZX80Wは、MIL-STD-810Hに基づく試験を第三者認証機関で実施しています。約1.8mの耐落下性能に加え、耐衝撃・耐振動性能を備えており、粉塵だけでなく落下や振動のリスクがある現場での使用も想定されています。

動作温度範囲も-29℃~63℃と幅広く、63℃の高温環境と-29℃の低温環境では、それぞれ72時間の連続稼働試験を実施。さらに、8型WUXGAの1,000nits LumiBond®ディスプレイを採用しているため、屋外の強い日差しの下でも表示内容を確認しやすい仕様です。

ZX80Wの主な仕様

型式 ZX80W
OS Windows 11 IoT Enterprise LTSC
CPU Qualcomm® QCS6490, Octa-core 1.9GHz
(最大2.7GHz)
メモリ/ストレージ 12GB LPDDR5
256GB UFS
GPU Qualcomm® Adreno™ 643 GPU
NPU Qualcomm® Hexagon™ プロセッサー搭載
最大13 TOPS
第6世代 Qualcomm AI Engine
通信 Wi-Fi 6E 802.11ax
Bluetooth (v5.2)
オプション:Dual SIM (Nano-SIM 4FF and e-SIM)
オプション:4G LTE mobile broadband
オプション:5G Sub-6
オプション:専用 L1/L5 GPS
ディスプレイ 8型 WUXGA (1920×1200) TFT液晶
画面保護フィルム付き
1,000 nits LumiBond® ディスプレイ(Getac sunlight readable technology)
静電容量式マルチタッチパネル
I/O Interface USB 3.2 Gen 1 Type-C w/ DP & PD ×1
MicroSD ×1
ドッキングコネクタ ×1
カメラ 800万画素カメラ(前面)×1
1,600万画素オートフォーカスカメラ(背面)×1
拡張 オプション:バーコードリーダー、RFID等を増設可能
セキュリティ ケンジントンロック
電源 内蔵リチウムイオンバッテリー(3.86V、標準容量4060mAh、定格容量3950mAh)×1
オプション:リチウムイオンバッテリー(3.84V、標準容量4990mAh、定格容量4870mAh)※ホットスワップ可能
外形寸法(WxDxH)/重量 外形寸法:幅234×奥行149.8×厚み17.6mm
重量:約590g
堅牢性能 MIL-STD-810H
IP67
耐衝撃・耐振動
約1.8m耐落下性能
オプション:ANSI/UL 121201, CSA C22.2 NO. 213 (Class I, Division 2, Groups A, B, C, D)
動作温度 -29℃~63℃
保存温度 -51℃~71℃
湿度 95% RH(結露無きこと)
規格認証 MIL-STD-461G、MIL-STD-810H、CE、FCC、UL、CCC、IEC 62368-1
保証 3年間過失故障保証
※保証の詳細・期間延長については要問い合わせ
※使用する場所や電波状況によりBluetoothの通信距離は異なります。使用状況によっては周辺機器とBluetoothの電波が干渉を受ける可能性があります。
※選択するオプション、アクセサリによって重量とサイズは異なります。
※MIL-STD-810Hは第三者認証機関にてテストされています。

改めて防塵タブレットとは?防塵性能の基礎知識

防塵タブレットとは、粉塵や砂埃が舞う過酷な環境でも安定して使用できるよう、内部への塵埃侵入を防ぐ設計が施されたタブレット端末です。一般的なタブレットはオフィスや家庭での使用を想定しているため、粉塵が多い工場や建設現場では故障リスクが高まります。

防塵性能を客観的に示す指標として広く用いられているのが、IEC 60529(JIS C 0920)で規定されたIP等級(IPコード)です。IPコードは「IP○○」の形式で表記され、1桁目が防塵等級(0〜6)、2桁目が防水等級(0〜8)を示します。

防塵等級一覧と現場での目安

IP等級(IPコード)の読み方と防塵等級の違い

IPコードの1桁目は防塵性能を表し、数値が大きいほど保護レベルが高くなります。業務用途で特に重要なのはIP5XとIP6Xの違いです。

IP5X(防塵形)は「有害な量の塵埃が内部に侵入しない」レベルを意味し、微量の塵埃侵入は許容されます。一方、IP6X(耐塵形)は「塵埃が内部に侵入しない」レベルであり、粉塵の完全な遮断が求められる環境に適しています。粉塵が常に舞う製造現場や建設現場ではIP6Xの選定が推奨されます。

2桁目の防水等級と組み合わせることで、総合的な保護性能を把握できます。たとえば、IP65は「耐塵+噴流水に対する保護」、IP67は「耐塵+一時的な水没に対する保護」、IP68は「耐塵+継続的な水没に対する保護」を意味します。利用環境に応じて適切な等級を選びましょう。

防塵試験の仕組み

IP等級の信頼性を支えているのが、JIS C 0920(IEC 60529)に基づく厳密な試験方法です。IP6X(耐塵形)の試験では、試験対象機器を減圧状態にした密閉チャンバー内に設置し、規定の粉塵(タルクなど)を8時間にわたって吹き付けます。試験後に機器内部を確認し、塵埃の侵入がなければIP6Xとして認定されます。

IP5X(防塵形)の場合も同様の試験環境で評価が行われますが、「有害な量」の侵入がないことが合格基準となります。こうした試験基準を知ることで、カタログに記載されたIP等級がどの程度の信頼性を持つかを正しく判断できるようになります。

粉塵の混入で
タブレットはなぜ故障する?

金属の腐食や絶縁不良を引き起こす

製造工場では、金属や鉱物、木材などを切断、研磨、溶接する過程で粉塵が発生し、空気中に飛散します。粉体を扱う食品工場や、小麦、平麦、丸麦などの選別・軽量を扱う倉庫や工場でも、粉塵が飛散している場合があります。

そうした環境でタブレットを使用すると、内部に粉が侵入し、故障の原因になってしまいます。粉の種類によって異なりますが、粉が付着した状態が長く続くことで金属が腐食し、絶縁不良を起こして回路がショートしてしまうのです。

粉体に水分が混じっている場合は、さらに要注意。耐水性のない機種の場合、僅かな水分であっても、動作不良の原因になってしまいます。

一般的なタブレットでは
粉塵の混入に適応できない

粉体が飛散する現場でタブレットを使用する場合は、防塵仕様のタブレットを導入するのがおすすめです。基本的に、家庭用やオフィス用のタブレットには防塵性能が施されていないので、よく確認してみてください。

タブレットを選ぶ際は、「IP規格」をよく確認することが大切。IP規格とは、防塵性や防水性を表す国際規格のことで、防塵性は0から6までの7段階、防水性は0から8までの9段階で表されています。

一般的なタブレットに多いのが防塵等級4(IP4X)。これは、「直径または厚さが1.0mm を超える固形物体の先端が内部に侵入しない」レベルのことです。埃や小さな粒子の侵入をある程度防げる程度の防塵性しかないため、粉塵の舞う工場で使用する場合には、「粉塵が内部に侵入しない」レベルの防塵等級6(IP6X)を選ぶとよいでしょう。

防塵タブレットの
活用シーン

粉塵環境でも安定して使える現場

防塵タブレットは、微細な粉塵が機器内部に侵入して起こるショートや回路の腐食、絶縁不良による故障を防ぐために不可欠です。建設現場や食品・製造工場、物流倉庫など、粉塵が避けられない現場でも安心して使用できます。

特に最高等級の防塵性能(IP6X)を備えたタブレットであれば、砂塵の多い屋外や軍事訓練・災害対応といった過酷な環境下でも高い信頼性を維持できます。業務を止めずに現場のデジタル化を推進できる点が大きな特徴です。

防塵性能(IP規格)と合わせて確認したい!
現場向けタブレットの選び方

過酷な環境で端末を使う場合、まずはホコリの侵入を完全に防ぐ最高等級「IP6X」などを満たしていることが大前提です。

しかし、実際の作業現場でストレスなく使いこなすためには、防塵性以外のスペックにも目を向ける必要があります。導入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにチェックしておきたい4つのポイントを解説します。

防水性能・耐衝撃性能の有無

粉塵が激しく舞う現場は、同時に突然の雨による水濡れや、うっかり端末を落としてしまう危険性が高い場所でもあります。そのため、防塵性能だけでなく、水を防ぐ「防水規格」や、落下時の衝撃に耐えられる「MIL規格(米国防総省が定める耐久基準)」もセットで確認しておきましょう。

これらの保護性能が揃った端末を選ぶことで、屋外や高所での作業もぐっと安心感が増します。

手袋をしたまま操作できるか(グローブタッチ機能)

工事現場や工場では、安全のために軍手や厚手の作業用手袋を着用するのが基本ルールです。しかし、一般的なタブレットは素手でないとタッチパネルが反応しません。いちいち手袋を外して画面を操作するのは、作業効率を大きく落としてしまう原因に。「グローブタッチ機能」が搭載された端末なら、手袋をつけたままでもスムーズに画面をスクロールしたり入力したりでき、現場のストレスを大幅に軽減できます。

屋外でも画面が見やすいか(高輝度ディスプレイ)

屋外での作業が多い現場では、太陽光の反射によってタブレットの画面が真っ暗に見えてしまう現象がよく起こります。これでは大切な図面や細かい数値を正確に読み取ることができません。

強い日差しの下でも視認性を保つためには、画面が明るく光の反射を抑える「高輝度ディスプレイ」を採用したモデルを選ぶのが正解です。屋外のどんな天候でも、快適に情報を確認できるかどうかしっかりチェックしてください。

バッテリーの持ちと交換のしやすさ

建設現場の奥深くや広大な農地など、屋外作業では電源を確保するのが非常に困難です。途中でバッテリーが切れてしまえば、業務が完全にストップしてしまいます。そのため、フル充電で長時間の連続稼働に耐えられるスタミナ設計であるかは重要な確認ポイント。さらに現場でバッテリーが切れた際、本体を分解せずに予備のバッテリーパックへすぐ交換できる構造であればより安心でしょう。

業務用タブレットを見てみる

粉塵が舞う建設現場や
工場でも使いやすいZX80W

ZX80Wは、IP67の防塵・防水性能を備えた8型の堅牢Windowsタブレットです。粉体を扱う工場や砂埃の多い屋外でも使いやすく、約1.8mの耐落下性能や耐衝撃・耐振動性能も備えています。さらに、雨・手指・ペンの3つのタッチモードを切り替えられるため、手袋を着用する工場や工事現場でも操作しやすい仕様です。動作温度も-29℃~63℃と幅広く、さまざまな作業環境に対応できます。

SUMMARY
粉塵が舞う現場には
防塵タブレットがおすすめ
堅タブism

屋外の現場や粉体を多く扱う食品工場、軍事訓練現場などに導入するなら、防水・防塵性能を備えたタブレットがおすすめ。IP規格を目安に、現場に合ったタブレットを選んでみてください。ZX80Wなら、IP67(防塵性能6等級+防水性能7等級)の高い防塵・防水性能を備えています。約1.8mの耐落下性能や耐衝撃・耐振動性能に加え、-29℃~63℃の幅広い動作温度にも対応しているため、過酷な現場での利用を検討しやすいモデルです。

こちらのページでは、過酷な現場でもサクサク使える堅牢性の高いタブレット・PCをご紹介しています。現在お使いのタブレットで不便を感じている方、導入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

PR監修
過酷な現場に強いデバイス
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ABOUT
工業用タブレット・PCの輸入販売で
30年の実績
耐熱・耐寒・防塵・防水・耐衝撃を
備えた製品を厳選
日本ノヴァシステム株式会社の公式サイト ※画像引用元:日本ノヴァシステム公式HP(https://jnovas.com/)

日本ノヴァシステムは1991年設立の池袋に本社を置く機器メーカー・販売代理店です。理化学機器、臨床検査機器の設計開発に携わってきた経験と、自社で工業用コンピュータを製造販売してきた30年(※)に渡る実績が強み。国内にある自社工場にて、企画から製造、検証、保守サービスまでを一貫して行っています。
防衛用途PCの設計・製造・販売で知られるGetac社、耐久性と使いやすさを追求するCincoze社の製品など、堅牢性の高いタブレットPC・ノートPCを多数販売。取り扱い製品については全て、東京の自社工場にてインストール、キッティング、検品まで対応しています。

2024年10月時点、参照元:日本ノヴァシステムHP
(https://jnovas.com/)
LINE UP
主な製品ラインナップ
ZX80W
ZX80W
  • 動作温度範囲は63℃で、酷暑環境の建設現場などにおすすめ
  • 米国国防総省制定「MIL-STD 810H」のテストを多数クリア
  • 手袋しながらのタッチでも快適な操作性を実現
X600 Server
X600 Server
  • 軍事訓練や災害現場など、衝撃に強い防衛用途ノートPC
  • 独自のディスプレイ採用で、直射日光下でも反射しにくく見やすい
  • 停電などの電力トラブル時も単独で安定した電源供給が可能
DI-1100
DI-1100
  • 2発熱が少ないCPUを採用。24時間稼働の製造工場などにおすすめ
  • 8世代のIntel Core i7/i5/i3-Uシリーズプロセッサを搭載
  • 高い拡張性も備え、運用環境に合わせた柔軟な対応
V110の製品画像
V110
  • 持ち運びやすい11.6インチでタブレットにも切り替え可
  • 米軍用規格の「MIL-STD-461G」「MIL-STD-810H」で多数認証
  • バッテリーを2つ搭載し、長時間の連続作業にも対応